先輩社員の声

 ”入社のきっかけ”について教えてください

「ソーシャルグッドな会社です」
はじめは「本好きだから図書館か書店」で就活していました。本繋がりでブックオフを運営している弊社を見つけて、はじめて「リユース」という業界の存在に気がつきました。「好きな業界で働きたい」としか考えていなかったのですが「何を好きか」以前に意識すらしていなかった「自分の性分」みたいな所に刺さったのが「物を捨てずに大切に」というリユースだったんです。山陰の田舎出身なんですが、物を捨てずに大事にし、お下がりが当たり前という「もったいない文化」で育っていて。刷り込まれていた「捨てない」性分が、堂々と仕事として掲げられると知って嬉しかったです。

かっこよくいえばポリシーですね(笑)。靴下の穴を繕うときの「古くさい、けちくさい」という負い目が「誇り」に昇華したんです。しかも私の学生時代は「クールビズ」など地球温暖化対策の話題が多く生まれ「大量生産大量消費大量廃棄のままで良いのか」という問題が世の中に出てきた頃でした。漠然と「地球環境は自分の寿命の頃まで保つのかな」なんて不安になるような時代でした。そんな悩める心を射抜いたのがリユース業界、中でも弊社だったんです。今でこそリユース企業の数も増え、エコロジーを謳う企業も多いですが、昔は意外と「趣味を仕事に」「マニア歓迎」みたいな謳い文句の方が多かったんです。

そんな当時から「100年後の地球が心配なんだ」って説明会で人事が熱く語ってくるのが弊社でした。環境意識への共感が入社のきっかけになりました。大企業のCSR活動みたいに特別な宣伝もしていないので地味ですが、弊社のスタンスは本業のリユース事業そのものを社会貢献として誇りにしながら働く考え方です。新卒入社から10年を超えた今でも、入社前とイメージがずれることもなく会社の軸はブレてないですね。

 ”会社の雰囲気”について教えてください

「現場主義の会社です」
「何でもまずやってみる」が許されている。いえ、むしろ期待されている雰囲気があります。お伺いをたてて「やってもいいよ」ではなく「新しいことやってる?やってないの!?やらなきゃー!」ってノリです。例えば、弊社には複数の業態が一箇所にまとまっている「複合店」が多いのですが、私が当時ブックオフのいちスタッフだったのに「敷地内の全業態回るスタンプラリーをやりたい」と言い出して、上長たちが皆のってくれ、実現したこともあります。現場の判断を大切にする経営なんですね。そんな経営陣の思いがわかるのが「逆組織図」「商店経営者」という社内語、社内の共通認識です。「逆組織図」というのは末端が一番上なんです。普通はスポーツのトーナメント対戦表のように、優勝の頂点が一番上で社長、その下に役員、その下に部長、その下に…と並びます。ですが、うちには、樹形図の枝の先の各店が上、社長が一番下という組織図があります。「事件は会議室で起こってるんじゃない」の名言のように「現場が主役」で「職責が上がるほどフォロー役に回る」という認識が浸透しています。

上役に店頭の現場経験者が多いことも現場重視の要因かもしれません。「商店経営者」はハードオフグループ全体でも共通言語ですから、他の「先輩社員の声」にも出ているかと思います。でも、やってみてうまくいかなくても上役が助けてくれます。失敗は次に挽回すればいい。安心してチャレンジできるこの雰囲気には、自分が社内でキャリアを積む上で随分救われてきました。これからも、この雰囲気を大事に同僚・後輩に自分から感じて貰えるようになっていきたいですね。

 ”やりがい”について教えてください

「開拓する喜び」
私は現在、EC事業部でネット通販に携わっています。リアル店舗の運営で発展してきた弊社は、ECについてはまだ試行錯誤も多いです。その分「開拓者の喜び」が今一番のやりがいですね。自分の考えた手順や文章が社内でフォーマットになった時は嬉しかったです。そして、新しいことにチャレンジといっても起業や個人事業やフリーランスとは違い、チーム戦なので一人占めではなくシェアする喜びがある。他の誰かがふと気づいたことを話し、皆でやってみたら全体の成果が上がって新しいフォーマットが生まれていくという場面がいくつもあります。

 現在”チャレンジ”していることについて教えてください

「世界への挑戦」
現在「越境EC」にチャレンジしています。国内でのネット通販は既におこなっていますが、海外向けは社内で初めてです。越境ECへのチャレンジは「捨てない」「もったいない」のリユース文化を世界に広げるチャレンジでもあります。

 将来の”夢”について教えてください

「全ての人にキャリアの展望を」
勤続10年超えの社員なので、夢は「キャリアアップ」。しかも、目指すは既存ルート以外でのキャリアアップです。年功序列制ではないのでチャンスは大いにありますが、相対的に自分より高い評価の人が多ければキャリアアップを遂げられないし席はなかなか増えません。中小企業なこともあり大企業の出世サバイバルみたいな激しさはなく和やかで良いですが、キャリアアップの時間軸は比較的長いのが現状です。

弊社はリアル店舗の運営がメインの企業で『店長=商店経営者』ですから、平社員からキャリアアップするルートが「店長」次は「ブロック長」という役職でしか確立されていません。一方で「店長」の席に着かなくとも、実質的には経験を積んで会社の成果に貢献している人は多くいます。部活でいうとスタメンではないけど皆を支えるスラダンの木暮くんみたいな存在です。もちろん、切磋琢磨してスタメンを狙うのは大前提ですが、皆がスタメン入りしか見ていないと対戦相手の偵察やタオルやスポドリの用意をする人がいません。サポート役のクオリティも重要です。しかし、サポート役のクオリティに如何に磨きをかけていてもキャリアとして同じまま。キャリアの次のステップを考えて、社内では店長になる以外にキャリアアップがないとなると、人財が流出しかねない。スタメン入りできそうな他校かサポート役に手厚い他校へ転校してしまう。それは寂しい、この現状を変えたい!というのが私の夢です。

さらに言うと、キャリアアップの選択肢の少なさは女性社員比率が少ない現状の要因でもあります。子育てしながら短時間勤務(という選択肢がある!それ自体は最高有り難い!)していると店長をできない?となるとキャリアアップの道が閉ざされ…?なんてことで、退社したいわけじゃない女性社員がやむを得ず出ていくケースはつくりたくありません。私は現在ほぼ唯一の「店ではない」部署であるEC事業部で、パートアルバイトのかた向けのキャリアパス評価表作成に携わっています。弊社ではパートアルバイトのかたがたにもキャリアパス制度がありますが、評価表の項目が店舗向けなんです。EC事業部に適した評価の形を整えるべく、店舗とは異なる評価指標を文字に起こして人事課と相談しています。まずはパートアルバイトのかた誰にもキャリアアップの展望を持ちやすくし、ゆくゆくは全社員で「店長ルート」以外にもキャリアが開かれている会社にしたいですね。

特にEC事業部ではここ数年、店舗よりも障害者雇用が進んでいますが、入社して貰ったからには短期的でなく、末長く将来の希望を持って活躍してもらいたい。既存の評価指標ではカバーできない資質の評価を形にして、指標が充実していけば「障害のためにこの項目が達成できないからキャリアアップが望めない」などということはおこりません。仕事自体はソーシャルグッドでやればやるほど地球の未来は明るいんです。そこに上乗せして、働く一人一人の未来にも明るい希望が持ちやすくしていければこんなに幸せなことはありません。社員もパートアルバイトさんもそのどちらの雇用形態においても障害者のかたも男性も女性も「この会社で頑張って働けば未来が明るい」って皆思えるようになれば最高じゃないですか。そういう道ができること、道作りへ少しでも自分の経験が役に立つこと。そしてその道を自ら通ることが【夢】です。

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